[サックス]ストラップの選び方!種類ごとのメリットも解説

こんにちは、サックス奏者の鈴木です。

サックスを演奏する際、マウスピースやリード選びにはこだわりたいポイントですが、実は「ストラップ」選びも快適な演奏環境を整える重要なポイントです。

楽器店に行くと、非常に多くのメーカーから多様なタイプが販売されており、価格も数千円から数万円までと幅広いため、「どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方も少なくありません。

今回は、ストラップ選びの基準や種類ごとのメリット、そして購入時の注意点について解説します。
今の演奏環境をより良くするためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。

1. 付属のストラップでも問題ない!

結論から言うと、ヤマハなどの有名メーカーの楽器を購入した際に付いてくる「純正の付属品」であれば、基本的にはそのまま使用して全く問題ありません

付属のマウスピースでは演奏しにくいといったことが稀にありますが、ストラップに関しては、付属品だからといって演奏がしにくいということはありません。

ただし、格安メーカーの楽器セットに付いているストラップなどは、品質が低く調整がしにくい場合があるため、その場合は別途購入を検討しましょう。

💭 ワンポイントアドバイス 楽器店で3,000円前後で販売されている標準的なストラップであれば、初心者の方でも十分に安心して使い続けることができますよ。

2. 最も重視すべきは「高さ調整のしやすさ」

ストラップを選ぶ上で、価格やデザインよりも何より大切なのが「高さを簡単に、細かく調整できること」です。
サックスは、首にかけるストラップで楽器の重さを受け止め、両手のバランスで楽器の位置を固定します。

ストラップの長さを調整して、マウスピース(楽器の吹き口)がちょうど口元に来る高さに設定することが不可欠です。
この高さが1〜2cm、あるいはわずか1〜2mmずれるだけでも、非常に吹きにくくなったり、アンブシュア(楽器を吹く時の口の形や締め具合)が崩れる原因になったりします。

💭 ワンポイントアドバイス どんなに高価なストラップを使っても、演奏していると必ず高さが伸びてきます。重要なことは楽に高さ調整ができることです。

3. 首への負担を軽減する「バードストラップ」

ここからは、付属のストラップよりも1ステップ演奏環境を向上させてくれるストラップについて、理由も含めおすすめをご紹介したいと思います。

私が個人的にも愛用しており、多くの方におすすめしているのが「バードストラップ」です。
このストラップの最大の特徴は、高さを調整する部分に「V型プレート」という鳥の羽のような形のパーツが使われていることです。このプレートが左右の紐を広げてくれるおかげで、ストラップの紐が首の横を圧迫しない構造になっています。

「首が締まる感じがして苦しい」という悩みを解消してくれるため、非常に楽に、そしてスムーズに息を吹き込むことができます。

💭 ワンポイントアドバイス バードストラップは、首のパッドやプレート、紐の色などを自分好みにカスタマイズできるのも魅力です。アクセサリー感覚で楽しみたい方にもぴったりですね。

4. 体の負担を抑える「ブレステイキング」と「ハーネスタイプ」

より体への負担を減らしたい方には、以下のタイプも選択肢に入ります。

  • ブレステイキング: 正面だけでなく、背中から脇の方へ回る紐があり、首ではなく肩全体で楽器を支えるようなイメージです。姿勢が悪いことで首を痛めやすい方や、首に不安がある方に最適です。価格は25,000円前後と高価ですが、体の負担を減らしてくれるので金額に見合った価値は十分にあります。
  • ハーネスタイプ: リュックのように両肩で楽器を支えるタイプです。テナーサックスやバリトンサックスなど、重量のある楽器を吹く方に好まれます。ただし、バードストラップなどに比べると、細かい高さ調整が少し難しいモデルが多い傾向にあります。

💭 ワンポイントアドバイス 私は「e-Sax(イーサックス)」という消音ケースを使って練習する際、ケース自体の重みも加わるため、BG社のハーネスタイプを使用して首への負担を逃がしています。

5. 購入時の注意点:模倣品には気をつけましょう

最近では、インターネット通販などで有名ストラップの「模倣品(コピー品)」が安価で出回っています。
本物の5分の1程度の価格で購入できるものもありますが、高さ調整がしにくかったり、作りが雑で紐や留め具が切れてしまったりする恐れがあります。
大切な楽器を落下させてしまうリスクを避けるためにも、極端に安い粗悪品には注意し、信頼できるメーカーのものを選びましょう。

まとめ:自分に合ったストラップで快適な演奏を

STEP
付属品の確認

有名な楽器メーカーの付属品なら、そのまま使っても大丈夫。

STEP
高さ調整の重視

一番のポイントは「高さの微調整」がスムーズにできること

STEP
負担軽減の選択

首の側圧が気になるならバードストラップがおすすめ。

STEP
姿勢や痛みのケア

首の痛みや姿勢が気になるならブレステイキングも検討しましょう。

STEP
品質の確保

安すぎる模倣品は避け、楽器店などで品質の確かなものを選びましょう。

ストラップひとつで、息の入りやすさや体の疲れにくさはかなり変わります。
自分にぴったりの一本を見つけて、より楽しくサックスの練習に取り組んでくださいね。

今回の内容について、さらに詳しく知りたい点や、特定のメーカーの使用感について質問があれば、いつでもお気軽にコメントください!

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この記事を書いた人

サックス講師歴18年。「脱!棒吹き」をテーマに、メロディの歌い方を分かりやすくお伝えしています。主にポピュラー楽曲の演奏を中心に初心者からプロまで幅広い方達を指導中。

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