[サックス]リードの選び方!上達に差が出る個体差

こんにちは、サックス奏者の鈴木です。
サックスを始めたばかりの頃、リードを5枚入りや10枚入りの箱で購入して、「どれから使ったら良いのだろう?」と思ったことはありませんか?

実は、リードは個体差が大きく、この個体差は吹奏感に直結する非常に重要なポイントです。

今回は、初心者の方が知っておくべきリードの個体差の見極め方と、効果的なローテーション方法について解説します。

1. リードには必ず「個体差」があることを知りましょう

リードは天然の素材から作られているため、同じようにカットされていても、一枚一枚に必ずバラつきがあります。
これは樹脂製のリードであっても同様ですが、天然素材の場合は特にその傾向が顕著です。

具体的には、以下のような違いが現れます。

リードによる違いの具体例
  • 音の出しやすさ・出しにくさ
  • 音色の質(まろやかな音、あるいは派手でキンキンとした音など)
  • 音域ごとの反応(高音が出しやすい、低音が出しにくいなど)

💭 ワンポイントアドバイス サックス吹きの間では「10枚入りの1箱に、当たりと言えるリードは3,4枚程度しかない」と言われることもあるほど、個体差は避けられないものなのです。

2. 毎日違うリードを使う「ローテーション」のすすめ

初心者のうちはリードごとの細かな違いに気づきにくいものですが、まずは「シ・ラ・ソ」といった中音域が安定して出せるようになったら、10枚のリードを毎日順番に入れ替えて使う「ローテーション」を試してみましょう。

毎日違うリードに触れることで、「今日のリードは音が出しやすいな」「これは少し音が出にくいな」といった感覚が養われていきます。
およそ1ヶ月ほど続けてみると、吹きやすい・吹きづらいリードの違いがはっきりと分かるようになってくるはずです。

3. リードを選別しましょう

リードの違いが分かるようになってきたら、次は「リード選び」を行います。
新しい箱を開けた際にすべてを試奏し、自分の好みに合わせて選別します。

私の場合、10枚の中から吹きやすい順に1番から6番まで番号を振り、それらを練習や本番用として使用しています。
残りの4枚についても、すぐに捨ててしまう必要はありません。
吹きにくいリードで吹く練習に使ったり、目の細かいやすりで少し削って調整したりすることで、吹き心地を改善できる場合があります。

💭 ワンポイントアドバイス リードの裏側をやすりでほんの少し削るだけで、少し吹きやすくなることもあります。練習用として試してみてくださいね。

4. 適切な交換サイクル

リードは消耗品です。
演奏による湿気と乾燥を繰り返す中で、少しずつ劣化(へたって)していきます。
劣化が進むと以下のような症状が現れます。

劣化が進んだ時の症状
  • リードが柔らかくなりすぎて「コシ」がなくなる
  • リードミス(ピーという音)が起きやすくなる
  • 音程が上ずりやすくなる

毎日練習する方であれば、長くても2週間から1ヶ月を目安に新しいものと交換することをお勧めします。
奏者によっては3日程度で交換する場合もありますが、自分の好みの状態を見極めることが大切です。

まとめ

STEP
天然素材のリードには一枚ごとに個性がある
STEP
10枚のリードを毎日ローテーションして感覚を養う
STEP
吹きやすいリードに番号を付けて管理する
STEP
2週間〜1ヶ月を目安に、寿命が来たら潔く交換する

「なかなか上手く吹けない」と悩んでいたポイントが、リードを変えるだけで解決することも少なくありません。
常に良い状態のリードで練習することは、上達への近道です。

ぜひ、今日から自分のリードをじっくりと観察してみてくださいね!

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この記事を書いた人

サックス講師歴18年。「脱!棒吹き」をテーマに、メロディの歌い方を分かりやすくお伝えしています。主にポピュラー楽曲の演奏を中心に初心者からプロまで幅広い方達を指導中。

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