[サックス]どう違う?4種類のサックスの選び方

こんにちは、サックス奏者の鈴木です。

サックスを始めてみたいと思ったとき、最初に悩むのが「どの種類のサックスを選べばいいのか」ということではないでしょうか。

「小柄だからアルトがいいのかな?」「男性ならテナーがかっこいいかな?」といったご質問もよくいただきます。

今回は、初心者の方が自分にぴったりのサックスを選ぶためのヒントを、それぞれの楽器の特徴とともに解説します!

1. 結論:一番好きな楽器を選びましょう

最初に結論をお伝えすると、「ご自身が一番好きな楽器」を選ぶのが一番です。

「小柄だからアルト」「男性だからテナー」といった決まりはありません。

せっかく憧れのサックスを始めるのですから、重量が重そうだから、コントロールが難そうだからと妥協してしまうのは非常にもったいないことです。

まずは、自分が吹いてみたい、奏でたいと思う音色の楽器を選んでみましょう。

💭 ワンポイントアドバイス 私の教室では、90代の男性がアルトサックスを楽しまれていたり、小柄な女性がテナーサックスをバリバリと演奏されていたりします。体格や年齢で諦める必要はありませんよ。

2. 迷った時のおすすめは「アルトサックス」

もし、特に「これ!」という決め手がないのであれば、最初はアルトサックスをおすすめします。

理由は、アルトサックスがソプラノとテナーの中間的な音域にあり、非常にバランスが良い楽器だからです。

  • メロディに向いている音域: 高い音から低い音までカバーでき、さまざまな楽曲のメロディを演奏するのに適しています。
  • 基礎を固めやすい: アルトでしっかり練習を積めば、将来的にテナーやソプラノに挑戦する際もスムーズに移行しやすくなります。

3. 各サックス(ソプラノ・アルト・テナー)の特徴

サックスは合唱と同じように、主に4つの種類が一般的です。特にメロディ楽器として演奏される「ソプラノ」「アルト」「テナー」それぞれの特徴をまとめました。

種類 音域 コントロール 重量 特徴
ソプラノ 高音 非常に繊細 軽い 音域が高く、繊細なコントロールが必要。ソプラノ特有の音色が魅力的。
アルト 中高音 中間的 普通 メロディに適しており、フィジカル面もバランス良く鍛えられる。
テナー 中低音 比較的しやすい 重い 息の量やフィジカル面が鍛えられる。特に低音は体を使って響かせる。

ソプラノは息の量はそれほど多くなくても演奏可能ですが、音のコントロールが非常に繊細です。逆にテナーは息の量も必要ですが、音のコントロール自体は比較的しやすいという特性があります。

4. 練習環境やコスト面でのメリット

アルトサックスをおすすめするもう一つの理由は、その「始めやすさ」にあります。

  • 入手しやすさ: 流通量が多いため、新品・中古ともに入手しやすく、付属品も充実しています。
  • 自宅練習への対応: 「アビテックス」やケース型の「e-sax」といった防音器具との親和性が高いです。テナーサックスの低音は防音器具を使っていても漏れやすい傾向がありますが、アルトは比較的音が漏れにくいというメリットがあります。

💭 ワンポイントアドバイス 集合住宅などで自宅練習をメインに考えている方は、防音器具の使い勝手も考慮してアルトを選ぶのが現実的な選択肢になることもあります。

5. 低音の魅力、バリトンサックス

今回はメロディを担当することが多い3種類を中心にお話ししましたが、より低い音を支えるバリトンサックスという選択肢もあります。

バリトンは主にベースライン(低音パート)を担当する楽器ですが、しっかりとした体作りや息の使い方のコツを掴むには最適です。

もし低音の魅力に惹かれているのであれば、最初からバリトンに挑戦するのも素晴らしい選択です。

まとめ

ポイント
  • 一番大切なのは「自分が吹きたい楽器」を選ぶこと
  • 特にこだわりがなければ、バランスの良い「アルトサックス」がおすすめ
  • ソプラノは繊細、テナーはパワーが必要、アルトはその中間
  • アルトは楽器や周辺小物の入手がしやすく、自宅練習もしやすい

サックスは、どの種類を選んでもそれぞれの魅力があります。

まずはご自身の直感や、理想の音色を大切にしてください。

あなたが「これだ!」と思える一本に出会えることを応援しています!

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この記事を書いた人

サックス講師歴18年。「脱!棒吹き」をテーマに、メロディの歌い方を分かりやすくお伝えしています。主にポピュラー楽曲の演奏を中心に初心者からプロまで幅広い方達を指導中。

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